マイナンバー制度が導入されることによって、倒産する
零細企業が増えるおそれがあるのではないかと考えられています。

本来加入しなければならない社会保険(厚生年金保険、健康保険)に
加入していない違法な会社が少なからずあります。

マイナンバーの導入後、法人番号と従業員のマイナンバー(個人番号)を
使用・照合等を行う事によって、企業の収入や社会保険料等の支払状況が
簡単にわかるようになります。

これをもとに、会計検査院が社会保険料未払いの摘発に乗り出し、
滞納していた会社が保険料を払えずに倒産、という流れが増加するのではないか、
という説です。

社会保険料の滞納分を請求された場合、支払いの時効が2年間で
あるため最大でも2年間分の請求となりますが、社員人数によっては
かなりの金額になります。